えだちんは組織開発人材育成を手掛ける会社で法人営業と研修講師を行っている。
そんな中で、毎年数千人以上のサラリーマンに研修を行い、100社以上の社長へ営業して見えてきた真実があった。
サラリーマンは仕事で自己実現を目指してはいけない
ということだ。
会社で自分の理想を実現することは難しいなと薄々感じていたが、社長と会う中で確信に変わった。
これはえだちんがサイドFIREを目指す理由でもある。
ということで具体的な理由を書いていく。
サラリーマンは仕事で自己実現を目指してはいけない理由

結論から言おう。
サラリーマンは仕事で自己実現してはいけない、することが難しい理由は
①会社が求めているのは「能力」ではなく、「組織の中で働けるか」だから
┗個性よりも協調性が求められる
②日本の会社はスキルや経験よりも役割の遂行を求めているから
┗やりたくないことをいかにやれるか
③サラリーマンは職業ではなく、身分であるから
┗頑張っても成果を出しても報われない
私たちが働く目的

そもそもなぜ私たちが働くのか?働く上での目標は何かから見ていく。
社会的な意義や資本主義のメカニズムは置いといて、個人的な働く目的を紐解けば2つに集約されるはずだ。
- 働くことでより多くの富(お金)を手に入れる
- 働くことで自己実現する
1つ目はイメージ付きやすい。多くの人が稼ぐために働いているだろう。
2つ目も言われてみれば分かるだろう。多くの子供に将来の夢を聴くと職業を答えるように私たちは職業で自分の夢、つまりは自己実現をしようとしているはずだ。
自己実現は「かけがえのない自分になること」

じゃ、自己実現というのは具体的になんなのか?何を実現することなのか?
自己実現は端的に言えば、共同体の中で「かけがえのない自分になること」である。
自分のやりたことかつ、自分の得意なことで貢献感(やりがい)を得ていくことだ。
マズローの5段階欲求において、自己実現は人間にとってもっとも高次な欲求である。
①衣食住のような生理的な欲求②安全な暮らしを求める安全欲求③家族や周囲から受け入れられている感覚社会的欲求④他者からの承認という承認欲求。これらを4つのレベルをすべて満たされたのちに現れてくるとされる。
自己実現は色々な解釈ができるが、共同体の中で自分だからこそできることに従事して「かけがえのない自分になること」と定義しよう。
自己実現を叶える働き方とは?

ともすると、自己実現するための働き方はどんな働き方なのだろうか?
よく言われるのは自己実現につながる仕事があるわけではなく、仕事・働き方をどう捉えるかカギであるという話。
人は働き方を3つの捉え方をする。
①労働とみなす=ライスワーク
②キャリアとみなす=ライクワーク
③天職とみなす=ライフワーク
①労働とみなす=ライスワーク
働くことを労働とみなす人たちは生きてくために必要であると考え、生計を立てるための手段として捉えている。働くことはポジティブでもなければ精神的見返りもないと考える。
そのため、働くのは仕事以外の時間を楽しむためにある。
②キャリアとみなす=ライクワーク
働くことをキャリアとみなす人たちは自分を成長させるものとして仕事を捉えている。仕事と人生を一体化しようとまでは考えないが、より多くの収入や社会的ステータスを得ようと多くの時間とエネルギーをキャリアアップに注ぎ込む。
③天職とみなす=ライフワーク
働くことを転職とみなす人たちは自分の仕事に充実感や社会的意義を見出し、金銭的な見返りや出世のためではなく、楽しいから働いている。
そのため、仕事を人生と切り離して考えておらず、できるだけ長く働き続けたいと考えている。
会社の中での仕事で自己実現することが難しい理由

自己実現において働くことをライフワークとして捉えることが重要であるという話をしたが、会社で働くサラリーマンがライフワークとして捉え、自己実現を目指すのが難しい理由を述べていく。
①会社が求めているのは「能力」ではなく、「組織の中で働けるか」だから
┗個性よりも強調性が求められる
②日本の会社はスキルや経験よりも役割の遂行を求めているから
┗やりたくないことをいかにやれるか
③サラリーマンは職業ではなく、身分であるから
┗頑張っても成果を出しても報われない
会社が求めているのは「能力」ではなく、「組織の中で働けるか」

個性や特別な才能を会社は求めているのではなく、興味の持てない仕事、裁量権のない仕事、希望していない地域での勤務を命じられても「組織の中で働き続けられるか」が求められている。
「組織の中で働けるか」を重要視した日本の会社では、飛び抜けた個性や突出した能力を持った社員は扱いにくいので採用されないし、採用されても長くは続かないということだ。
つまり、サラリーマンとしての仕事は組織の中でかけがえのない自分になることを目指すことには程遠い仕事が求められているということだ。
日本の会社はスキルや経験よりも役割の遂行を求めている

欧米の会社の人事システムは「ジョブ型」に対して、日本の会社の多くは「メンバーシップ型」を採用している。
ジョブ型は職務(ジョブ)によって仕事が成り立っている組織に対して、メンバーシップ型はメンバーを中心に仕事が成り立っている会員制組織である。
メンバーシップ型では組織の仲間と和を保ちながらあらゆる職務(ジョブ)に対応できる能力が求められる。
つまり、単一の職務(ジョブ)のスキルや経験によってかけがえのない自分になることを目指してもそれ以外の職務(ジョブ)を行うことが会社では求められているのだ。
例えば、会社の中で人事部や総務部から営業部への配置展開が命じられたら従わなければならないということでもある。
やりたくないことも、いかに役割としてやれるかが問われている。
サラリーマンは職業ではなく、身分である

日本の会社はメンバーシップ型を前提としており、役割遂行に対して成果が支払われている。そのため、大きな成果を出す社員もそこまで成果を出していない社員も大きな報酬の差をつけられないのが日本の会社の現状である。
最近では年功序列ではなく、成果を出す社員に昇進昇格や報酬を与える会社も増えてきているが、どこまで言っても役割に対しての報酬がベースになるので出した成果には見合わない報酬なのである。
頑張っても成果を出しても見合う報酬が支払われない中でかけがえのない自分になることを目指すのはなかなか酷である。
【解決策】経済的自立×ライフワークでサイドFIREを目指す

ってことでえだちんは会社で自己実現を目指すことを明らめて、経済的自立×ライフワークによって自己実現を目指すことにした。
これが現代社会の再現性の高い自己実現の方法なんじゃないかと思う。
経済的自立=十分な資産を作ることで会社に依存せずに資産収入で生活費を賄える状態
ライフワーク=心から納得した副業や事業
いわゆる一般的なFIREだと、早期退職して投資による資産収入だけで生活するが、自己実現という観点で言うと誰かのために働く仕事に就いた方がいい。
だからこそ、ライフワークとしての副業や事業でのマネタイズを行い、心から納得した好きで得意な仕事での貢献が自己実現になる。
経済的自立が必要な理由は会社に依存しなくて済むからだ。お金がなければ会社や組織にしがみつくしかなくなる。
すぐにサラリーマンを辞めない方がいい

とはいえ、すぐにサラリーマンは辞めない方がいい。
仮に現時点で副業収入や資産収入があったとしてもだ。
20代のうちは会社の中で「安定収入」「社会人としてのポータブルスキル」「自分探しとしての多様な経験」を得る貴重な期間だからだ。
加えて、ギリギリで不安定な副業収入や資産収入の状態で退職するとお金のために働くことになり、ライフワークから程遠くなってしまう。
十分な資産、地に足のついた副業収入を獲得して初めてサイドFIREに踏み切ることができる。とはいえ、35歳はサラリーマンとしてのキャリアのターニングポイントになるので、ダラダラ働くことはおすすめしない。目的をもって人生での在りたい姿を逆算して働くことを提案したい。
だからこそ、ミニマルライフで資産形成をしながら、ライフワークとしての副業を確立することをえだちん自身が体現していきたい所存である。

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