習慣化

あなたの習慣が続かない本当の理由

はじめまして!
習慣化大学(このブログ)では教育大学出身かつ、現在人材育成会社にて講師、コンサルティングに従事する習慣プロデューサーえだちんの学びや実体験を基に、人生を変える習慣や習慣化のコツをお届けする。

今回は「あなたの習慣が続かない本当の理由」について書いていく。
「また続かなかった。私はどうせ何やっても続かないタイプの人間なんだな」と思ったことはないだろうか。
何かを習慣にすること、続けることはとても難しいことに思えるかもしれない。この記事を読むことであなたの習慣が続かなかった本当の理由が分かるだろう。
この記事では以下の人に読んでもらいたい。

・毎回何か続けようとするけど3日坊主で終わってしまう
・続かないたびに自分を責めてしまう
・続かないのは自分の性格が続かない性格だからだと思っている
・続けるコツを知りたい

自分がなぜ続かないのかを知ることで、どうしたら続くのかもおのずと見えてくるだろう。

続かない本当の理由

ではあなたの習慣が続かない理由は本当の理由は何だろうか。それは性格でも本人の気質でもない。
あなたが続かない本当の理由は、脳が楽しいと感じていないからである。

英会話は楽しくないけど、YouTubeは楽しい。ダイエットは楽しくないけど、甘いものを食べるのは楽しい。貯金は楽しくないけど、買い物は楽しい。この違いによってあなたの習慣が続くのか、挫折するのかが決まってくるのである。

理由としてはシンプルである。脳は「快(好き、楽しい、嬉しい、ワクワク)」と感じたものは自らやろうとする。一方で「不快(嫌い、退屈、悲しい、ムカムカ)」と感じたものは自ら避けようとする。

これは生物としての本能である。不快と判断されたものはすべて生存において不利益であると判断されたものである。不快なものを自ら進んでやろうとしたり、近づこうとしたりすると生物として生き残れなくなってしまうのである。

先ほど挙げた例で行くと
・ダイエットをする=食べ物を食べず、栄養が取れない→餓死する可能性がある行為
・貯金をする=今ではなく、未来に先送りする(人間は元来、未来のために今を犠牲にする行動に慣れていない)
のように生物として脳が不快と感じるようになっているのだ。
つまり、人間は脳が楽しいと感じたことしか続かないのである。

脳の扁桃核によって不快と判断されたものは遠ざけるように脳がプログラムされているのである。脳は正しさだけで何かを続けることはできないのである。

続ける上で大切なこと

では続けるためにはどうしていけばいいのだろうか。
それは習慣にしたい行動を楽しめるようにすることである。

「いやいや、それができないから苦労しているんでしょ」と思う人もいるかもしれない。ただ、習慣にしたい行動を脳が快であると認識してくれない限り、最初は無理して行動できたとしても必ず続かなくなってしまう。脳の拒否反応を舐めてはいけないのである。
ただ、人間の脳はとても単純である。

例えば
ジムに通うのがとても苦手でこれまで何度も挫折していたとしよう。ある時、とてもタイプな女性(または男性)が新しく入ってきて、何気ない会話がきっかけで一緒にトレーニングをすることになったとする。すると、あなたはその人に会いたくてジムに行くのが楽しくなるのではないだろうか。そして、気づいたらジムに行くのが当たり前になっているかもしれない。

ジムに通うことそのものに楽しさ(快)を見出す必要ない。仮にジムに通うことそのものが好きでなくても、別の理由によってジムに通うことが楽しくなれば、結果的にジムに通うのが習慣になるのである。

習慣が続く人はこの仕組みを意識的か、無意識的か自然にやっているのである。
多くの人が習慣にする上で「頑張ってやらないといけない」「苦痛なのは当たり前だ」と感じながら脳が不快に感じている状態でやろうとしているのかもしれない。

つまり、続ける上で大切なことは習慣にしたい行動を楽しめるようにすることである。

あなたの習慣化を邪魔するモノの正体

あなたの習慣が続かない理由、あなたが習慣を続ける理由についてはここまで見てきたとおりである。ただ、続けていくうえであなたを邪魔しているモノがある。
それは「ラクして生きたいと求める心」である。

習慣にしたい行動をどれだけ脳が快と感じることにしても、何もしない方が楽となってしまえば、何もしない方が快となってしまう可能性がある。

ただ、一方で誰しもが「充実して生きたいと求める心」も持っている。
誰しもがこの「人生をより良くするための習慣を身につけたい」という気持ちと「何もせずに楽をしたい」という気持ちとがぶつかり合うわけです。

この「ラクをして生きたい」という気持ちが勝ってしまうとどれだけ頑張ろうと最初に思っていたとしてもなかなか続きにくくなってしまうのである。

習慣化する上での処方箋

自分は「何もせずに楽をしたい」という気持ちが勝ってしまうことが多いんだよと思った人もいるかもしれない。だが安心してほしい。
そんな人への処方箋はある。

それは習慣にしたい行動を脳に楽しい(快)と思わせることである。

これも先ほど伝えた通りである。
人は全く何もしていないことはあり得ない。必ず、ぼーっとしていたとしても何か考えているし、何か見ている。生きていくために飲み食いをしているのである。

これを見ている人もYouTubeや漫画、ゲームなど何もせずに楽をしたいと言いつつも何かをやっている。それを日々繰り返しているのなら、立派な習慣なのである。

習慣にしたい行動があるのならその今ある行動や習慣よりも脳に楽しいと思わせるようにすればいいだけである。

その習慣にしたい行動を脳に楽しい(快)と思わせるための方法は別の記事で紹介することにするので是非チェックしてもらいたい。

つまりあなたの習慣が続かなかったのは習慣を苦痛なものとしてやろうとしていたことが原因である。必ず習慣にしたい行動を脳に楽しい(快)と思わせるための工夫が大切なのである。

まとめ

以上があなたの習慣が続かない本当の理由である。

・あなたが続かない本当の理由は、脳が楽しいと感じていないからである。

・続ける上で大切なことは習慣にしたい行動を楽しめるようにすることである。

・習慣化を邪魔するモノの正体は「ラクして生きたいと求める心」である。

習慣にしたい行動を脳に楽しい(快)と思わせることが重要である。

ぜひ、今ある習慣を苦痛のまま続けないようにしてほしい。まずはあなたにとってどのようなことが脳にとって快に感じるかを知ってもらうことから始めるといいだろう。

具体的に習慣にしたい行動をどのように脳に楽しいと思わせるのかについてはまた新しい記事を紹介していくので見てほしい。

ABOUT ME
えだちん
【習慣化大学の習慣プロデューサー】 2000年生まれ。愛知県出身。 教育大学にて小学校、中学校、高校の教員免許を取得(理科)。大学を卒業後、人材育成会社にて研修講師、コンサルティングに従事。 モットーは「やるか、すぐやるか」「習慣が人を作り、人が習慣を作る」 学生教育、社会人教育に携わる中でどのような習慣を身に付けるかで人生が変わると実感し、ブログ「習慣化大学」を設立。 趣味はソフトテニス、サウナ。
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