はじめまして!
習慣化プロデューサーのえだちんです。
私は教育大学出身で、現在は人材育成会社で研修講師、組織の習慣化コンサルティングに従事している。
習慣化大学ではえだちんの学びや実体験を基に、人生を変える習慣や習慣化のコツをお届けしていく。
習慣化について学び、どうしたら人が習慣化できるのかをブログに書いてきた。
ふと私の母がジム通いを習慣化していることに気づいた。
もしかしたら母が習慣化できた理由を分析することで習慣化の本質が見えてくるのではないか?
習慣化の具体的な処方箋が見えてくるのではないか?
そう感じたのでブログに書いていきたい。
この記事では以下のような人に読んでもらいたい。
・ジム通いを習慣にしようとしたが、挫折してしまった
・習慣化における具体的な事例を知りたい
・3日坊主の人でも習慣化できるという事実を知りたい
・今日から使える習慣化のコツを知りたい
3日坊主の母でもできたジム通い習慣化のポイントを紐解くことで、これを見ているあなたも3日坊主から脱却してほしい。
えだちんの母は忙しく3日坊主

えだちんの母は実家に住んでいて、私とは離れて暮らしている。
母について少し簡単に説明すると、母は共働きで看護教員をしている。
大学生である2人の弟とほぼ子供同様の父のために自炊、洗濯、掃除などの家事全般を行っている。
つまり決して暇ではない。
おまけに母の体は極めて丈夫でハードワーカーである。
そのためコツコツタイプというより追い込みタイプであり、今まで溜め込んだ仕事を貫徹でやりきることもザラ。
50代とは思えないタフな体を持っているようだ。うらやましい限り。
いざとなれば追い込んで終わらせてしまうため、何かを継続してコツコツやるということが不得意ある。
何かをやろうと言っていても始めていなかったり、始めてもいつの間にかやめていたりする。
典型的な3日坊主である。
そんな母がジム通いを習慣化したのである。
3日坊主の母がジム通いを習慣化できた理由

母がジム通いを習慣化できた理由は4つある。
・とにかく行動のハードルが低い
=ジムの距離が近い(自転車で3分)
・報酬が複数ある
=母の大好きなサウナ、ジム内でのコミュニティ、帰宅後のビール
・きっかけが明確である
=20:00に始まるスタジオプログラム、22:30までのサウナ
・完璧を目指さない(プランBを持つ)
=時間がないときや疲れているときはサウナのためだけにジムに行く
それぞれ解説していくが、習慣化のメカニズムを詳しく知りたい人は以下記事を見てほしい。
とにかく行動のハードルが低い

母が習慣化できた理由の一つに行動のハードルの低さがある。
具体的にはジムに行くまでの時間がとにかく短い。
3分程度自転車を漕げば到着するジムを契約したのだ。
そんな近いジムがあってうらやましいね程度に思うだけかもしれない。
実は移動時間が極力少ないジムを選択した時点で母の習慣化の勝利は確定していたようなものである。
続ける上での「距離の近さ」の重要性には、母自身も気づいていたのだ。
母から学生時代のころに「バイト先の近さ」の重要性を刷り込まれていた。
その洗脳はあながち間違いではない。
習慣化において大切なのは「わざわざ」やる行動をいかに減らせるかがコツだ。
わざわざ遠いジムに行く。わざわざ電車にのってバイト先に行く。わざわざ車に乗って移動する。
この「わざわざ」という手間さえ無くすことができれば習慣化はイージーモードになる。
母はジムがとにかく近いことで行動のハードルが下がり、続けやすくなったのだ。
報酬が複数ある

母にはジムに行く報酬がいくつもあった。
- 母が大好きなサウナが入り放題
- 母のジムの中でできた友達とのおしゃべり
- 楽しめるスタジオプログラム
- (サウナ後)帰宅してからのキンキンに冷えたビール
このように母はジムに行くことで報酬をいくつも得ていた。
習慣化できたのは母にとってジムに通うことのメリットがたくさんあり、ポジティブな印象を持っていたからだ。

えだちんの母はサウナが大好きだ。
そしてサウナ後のキンキンに冷えたビールも大好きだ。
さらにジムには入会後できた友達が多くて、おしゃべり好きな母には癒しの場となっている。
こうしたご褒美によって母はジムに通うことへの欲求が生み出されている。
ジムに通うことが苦痛ではなく、したいことになっていたのだ。
母にとってジムに通うことを魅力的にする報酬がいくつもあったのだ。
習慣を魅力的にすることの重要性については以下記事を見てほしい。
きっかけが明確である

母がジムに行くきっかけは明確に決まっていた。
それは午後20時前である。
だいたい、父や子どもの夜ご飯を作ってから行くことが多い、
なぜなら20時15分からトレーナーが実施するスタジオプログラムの最終回であるからだ。
20時15分に間に合わなければ楽しみなスタジオプログラムに参加できなくなる。
だから20時までには意地でも間に合うようにするのだ。
ギリギリになって、自転車を爆漕ぎしていく母を何度も見かけた。
たまにスタジオプログラムの時間に間に合わない時もある。
そんなときでもサウナのリミット時間があるので母は遅くとも21時ごろにはジムに駆け込まなければならないわけだ。
習慣化において大切なのは習慣を始めるきっかけを明確にすることだ。
具体的にはいつやるのか、どんな行動をしたあとにやるのかを決めることだ。
そうすることで行動を行うタイミングが明確になり、習慣化が簡単にされる。
母にはジムに行くきっかけが明確に決まっていたことで忘れることなく、後回しにすることなく続けることができたのだ。
完璧を目指さない(プランBを持つ)

母はジムに行くことに完璧を目指していなかった。
常にプランBを持っていた。
つまり、習慣の代替案である。
通常はジムに行って、20時のスタジオプログラムに参加して、ジムで軽く運動してからお風呂に入り、サウナに入るというルーティンがある。
しかし毎日決めたルーティンを完璧にこなせるわけではない。
時間がないときや忙しいとき、疲れているときもあるわけだ。
そんなときにはプランBを使う。
- ジムに行ってスタジオプログラムには参加せず、体を動かしてサウナに入る
- ジムにはいくがサウナにだけ入る
このように普段のルーティンより簡単に行えるプランBを持っておくことで忙しいとき、疲れているときでもジムに行くことができるわけだ。
続ける上で完璧を目指さず、少しでもいいからやることはとにかく重要だ。
母がジム通いを習慣化できた最も大きな要因とは

母がジム通いを習慣化できた4つの要因を見てきたが、一つだけに絞れと言われるなら「ジムの距離の近さ」だ。
つまりは行動のハードルの低さである。
行動のハードルが低ければ行動しやすくなる。
行動しやすくなれば、毎日続けやすくなる。
毎日続けやすくなれば習慣化される。
こういう仕組み。
行動のハードルの低さは行動を起こすことの抵抗を最小限にとどめるのだ。
もし続けたくても続けられないことがあるのなら小さくしてみることから始めよう。
行動のハードルを下げることは習慣化の最短をゆく。
【まとめ】習慣化したい人へ
習慣化したい人はまず始めようとしていることのハードルを下げよう。できる限り簡単にしよう。そしていつ、どこでやるのかを明確にして、楽しみを見つけよう。
続ける上では無理をしないことも大切だ。とにかく行くだけでOK、やるだけでOK。
〇3日坊主の母がジム通いを習慣化できた理由
・とにかく行動のハードルが低い
=ジムの距離が近い(自転車で3分)
・報酬が複数ある
=母の大好きなサウナ、ジム内でのコミュニティ、帰宅後のビール
・きっかけが明確である
=20:00に始まるスタジオプログラム、22:30までのサウナ
・完璧を目指さない(プランBを持つ)
=時間がないときや疲れているときはサウナのためだけにジムに行く
私の母ができたので必ずあなたもできる。
自分の習慣を自由に身に付け、人生の主導権を取り戻すことができる。
迷ったときには二つの選択肢がある。
やるか、すぐやるか
見てくれているあなたの人生、習慣が少しでもより良くなることを願って。
これはCTAサンプルです。
内容を編集するか削除してください。
